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マーク建設(株)
下水道管更生工事、WEBデザインなど
住 所:北九州市八幡西区市瀬3-7-41
TEL:093-612-3542
URL:https://mark-homepage.com/
下水道管更生工事などを手掛けるマーク建設(株)は今年30周年を迎えた。代表取締役の藤木伸次さん(56)は「節目を迎え年月の重みを実感しています。これまでの積み重ねや苦労を糧にこれからは時代の変化に合わせた新しい挑戦をしていきたい」と語る。
「新しい挑戦」の一つが新分野への進出となるWEB事業だ。きっかけは4年前の自社ホームページの整備。目的は求人募集だったが、他社からの依頼を受けるようになった。今ではホームページやチラシ制作など地域企業の広報支援へと事業が広がっている。自治体からの依頼も増え、スタートアップ支援や地域事業の報告サイトなど公共性の高い案件にも携わっている。
クオリティの高さも評価されている。今年7月には九州・中国・四国地方の企業を対象に使いやすさやデザイン性、運用のしやすさなどをもとに選ばれる「ビジトラアワード」ホームページ制作部門の受賞企業に選出された。WEB事業担当の俣田早奈恵さんは「テンプレートに頼らず1社1社の目的に合わせ丁寧に制作している点が評価されたのだと思います」と振り返る。
また、ChatGPTを活用したAI研修プログラムも展開している。受講者のレベルに応じた内容を動画で学べる仕組みで、厚生労働省の「人材開発支援助成金」を活用することで企業の負担を抑えた導入が可能だ。
藤木さんは「WEB事業をはじめ片付け事業、外国人雇用支援などにも挑戦しています。主力事業の下水道管工事は九州・四国・関西だけでなく東京にも進出予定です」と意欲的だ。同社の挑戦はこれからも続いていく。
WEB デザイン事業部のキャラクター「makeN(メイクン)」
レベルに応じて学べるAI 研修プログラム
館長 佐藤 渉 さん
企業博物館
住 所: 北九州市小倉北区室町1-1-1
リバーウォーク北九州4F(受付)・14F
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、その他館の指定する日
入館料:1,500円 ※保護者同伴の小学生以下は無料
TEL:093-592-9082
URL:https://www.zenrin.co.jp/museum/
ゼンリンミュージアムは6月6日に開館5周年を迎え、リニューアルオープンした。常設展示を拡張・刷新し、より深く地図の世界に触れられる施設に生まれ変わった。
目玉は伊能忠敬の「實測輿地圖(じっそくよちず)」を閲覧できるタブレット端末の導入。約5倍まで拡大でき、細かな地名の書き込みや針穴・押し跡など製作の過程まで見ることができる。伊能図は21年の歳月をかけ完成した日本初の実測地図で正確性と歴史的価値が評価さ
れている。
常設展示の終盤にあたる第三章も刷新。伊能図が完成して以降の地図の変化を明治時代から現代まで時系列で紹介。社会変化とともに地図がどのように使われてきたかを自然な流れで理解できる構成になっている。
常設展のほか、企画展「これって北海道!?蝦夷地のカタチをたどる」が9月15日まで開催されている。情報が少ない中で試行錯誤された北海道の地図の変遷を紹介しており、不正確な形の地図から当時の苦労がしのばれる。
同ミュージアムは「地図文化の継承と振興」を目的に2020年に開館。以来、地図の面白さを来館者に伝えてきた。地図は必要な情報を選び取って表現されるため作り手の意図や時代背景が反映される。今回のリニューアルは、そうした魅力を来館者の声や運営経験をもとに、より分かりやすく伝える展示に進化した。
幼いころから地図が大好きでゼンリンに入社したという館長の佐藤渉さん(57)は「説明文を簡潔にしたり映像展示を増やしたりするなど、理解しやすい内容に変化したので多くの方に見ていただきたいです」と来館を呼びかけている。
「實測輿地圖」を閲覧できるタブレット端末
刷新された常設展示の終盤(第三章)
北九州の経済情報をいち早くお知らせする機関紙です。原則、毎月10日に発行しています。
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北九州商工会議所 広報課 TEL:093-541-0183