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こんにちは会員さん

自社開発のマイクを世界に広めたい

サウンドピュア(株)

代表取締役
坂井英之さん
音響電化製品製造、販売

北九州市若松区白山3-7-30
TEL:093-751-8819
FAX:093-980-1054
URL : http://soundpure.p1.bindsite.jp/index.html

 サウンドピュアは坂井英之さん(56)が1989年に創業し、ミュージカルやイベントなどの舞台用マイク、カラオケ用マイクの企画・製造・販売を手がけている。テレビ番組制作会社オフィス・トゥー・ワンの下請けで番組を制作したり、ハウステンボスでイベントの進行監督をしたりしながら、若松あじさいまつりなど地域イベントの企画制作運営にも携わってきた。
 マイク製造に携わるようになったのは2002年、知人に誘われて行った中国で技術者に出会ったのがきっかけ。坂井さんは常々、ワイヤレスマイクは高価で壊れやすいと感じていた。坂井さんは現地でマイクの製造技術者を紹介されたことから08年、独自にワイヤレスマイクの開発を始めた。
 開発したのは、それまでの品質を保ちながらも、低コストな音響用電波式マイク。続いて17年にカラオケ用赤外線マイクを開発した。このカラオケ用マイクには加速度センサーと自動で電源が切れる機能も付いており、カラオケなどで歌っている時に誤ってマイクを落としても、一定のスピードで落下すれば自動的に電源が切れるようになっている。7秒間マイクに振動が伝わらない場合も自動的に電源が切れ、ハウリングの発生や充電の消耗を抑えられる。坂井さんは「日々マイクの機能を高めるアイデアを考えています。将来は自社のマイクを全世界に広めたいですね」と語る。
 会社は高塔山の中腹にあり、眺望は抜群。音楽ホールを備え定期的に近所の人や若者、ミュージシャンが集い、音楽や食事を楽しみながら語り合う。坂井さん開発のマイクも使って歌が、そしてピュアなサウンドが生まれる。

サウンドピュアが開発したマイクなどの商品

サウンドピュアにある音楽ホール

これまでなかったワイン保存容器を開発

神楽フィースト(株)

代表取締役
岩永満宏さん
ワイン保存容器製造
北九州市小倉北区香春口1-13-1-2304
TEL:0120-540-615
URL : http://www.kagurafeast.co.jp/

 「新しいワインの楽しみ方を提供できると思います」。神楽フィースト(株)代表取締役の岩永満宏さん(55)が自信を持って送り出すのが、これまでになかったワイン保存容器「神楽ディスペンサー」。ワインと空気の接触面積をカットすることで酸化スピードを抑え、7~10日間開けたてのおいしさを楽しめる。「ボトルでワインを注文するのはためらう」といったニーズなどに応えることもでき、岩永さんは飲食店の経営やメニュー展開に好影響をもたらすと確信している。
 神楽ディスペンサー誕生のきっかけは5年前。岩永さんが貿易会社の代表を務めていたころ、同社に「ワインの酸化を抑える容器を作ってほしい」という依頼が来た。岩永さんはワインの酸化が、空気との接触面積・時間で決まることに着目。京都老舗茶筒メーカーの「落としぶた」にヒントを得て、ワイン液面に浮かぶふたの構造を考えた。しかし、樹脂の一体加工など特殊な技術が必要なため、開発は難航。日中の工場を訪ね歩いたが失敗の連続だった。ようやく石川樹脂工業(株)=石川県=と(株)キャステム=広島県=の技術と巡り合い、製品化を成功させた。
 神楽ディスペンサー最大の特長は、使いやすさ、そして充填ガス代などのランニングコストが不要なところにある。コンパクト(高さ35センチ)なうえ、耐久性や耐熱性にも優れる。家庭用冷蔵庫のドアポケットに収納できるので家庭でも導入しやすく、飲食店では酸化廃棄の心配もなく、料理にあわせた高級ワインをグラスで提供できる。
 今後は海外にも販売し、日本人の「もったいない文化」を届けることが目標。「グラスワインの楽しみ方が変われば、お客さんが変わります。そしてお店が変わり、まちも変わるはず。北九州にも世界に挑もうとしているベンチャーがいることを、北九州の若者に示したいと思っています」。新しいステップを迎えた岩永さんの挑戦は、これからが本番だ。

「神楽ディスペンサー」は日本や欧米など8カ国で特許を取得した

神楽ディスペンサーの仕組み

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