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陶磁器の伝統を守りたい

セレクトショップ畑の子の部屋

代表 小畑 里子 さん
陶磁器販売
住 所: 北九州市小倉北区魚町3-3-20 中屋ビル2F
TEL:050-5866-6653
営業時間:11:00~18:00
URL:https://hatanokonoheya.com

 「セレクトショップ畑の子の部屋」は波佐見焼、有田焼、現川焼を中心に、代表の小畑里子さん(45)が厳選した陶磁器が並ぶ。
 小畑さんと小畑さんと陶磁器との出会いは、若い頃に勤めた飲食店。厨房で働くうちに料理を引き立てる器の美しさに興味を抱くようになった。以来、陶磁器に魅了され、毎年「有田陶器市」に通うようになる。だが、いつしか好きな窯元が相次ぎ姿を消していくのを目の当たりにし、楽しさよりも悔しさを感じるようになっていった。
 人生の転機は2017年。有田陶器市で最も好きな窯元に「今年で最後」の張り紙があった。やるせない気持ちになり、窯元に自身の思いを伝えた。すると「うちの器をあなたに託したい」と思いもよらぬ言葉が返ってきた。当時、別の仕事をしており創業はまったく考えていなかったが、「窯元と陶磁器のために自分にできることをしよう」と数日で一大決心。相談を受けた窯元の全商品を買い取り、創業塾に通い翌年、店舗をオープンした。
 「伝統や技術は一度消えてしまうと復活させることは困難です。良質な作品と伝統を残したい」と小畑さんは語る。この熱意は「今年で最後」の張り紙を出していた窯元の心も動かした。「廃業」を撤回し、一番の取引先になっている。
 店内には自ら足を運んで開拓した約20の窯元の商品を取りそろえている。「ちょっと使ってみたい」と思わせる日常生活用から、経済産業大臣賞を受賞した高品質な商品までバラエティ豊かだ。オーダーメードも受け付けている。
 小畑さんは「優れた作品を作る窯元がずっと続けられるよう陶磁器の認知度を上げていきたいと思っています。そして、お客様と窯元をつなぎ、共に元気になるような、そんな架け橋となるお店を目指します」と意欲を燃やしている。

「伝統を守りたい」と語る小畑里子さん

豊富な種類の陶磁器が並ぶ店内

家の困りごと 何でも相談に乗ります

アシストフォース おうちの御用聞き家工房 小倉木町店

代表 𠮷本 義紀 さん
電気工事、ハウスクリーニング、便利屋
住 所: 北九州市小倉北区木町4-14-19
TEL:0120-836-342
URL:https://iekobo-kokurakimachi.com/

 社名の「アシストフォース」は「お手伝いの力」。代表の𠮷本義紀さん(56)の一番の目標は「今日会う人に元気を与えて喜んでもらい笑顔にすること」。その言葉通り、「アシストフォース」は、家に関する困りごとは何でも相談に乗る地域密着のリフォーム専門店だ。
 𠮷本さんは北九州市出身。高校卒業後、競輪選手として活躍。2011 年に引退した後、2012 年から約11 年間3 社の電気工事会社で働いた。「当初はお客様と接することが多く、やりがいを感じていました」(𠮷本さん)。だが、管理部門に移り「現場の仕事」がなくなったことに寂しさを感じていたといい、再びやりがいを求めて昨年6 月に「アシストフォース」を立ち上げた。
 電球1 個の交換から大掛かりな家の修繕に至るまで「断ることはほぼない」という徹底ぶり。今の時期は庭木の伐採や草刈りが多いという。「墓参りの同行と掃除」「犬をトリミングに連れて行ってほしい」など、いっぷう変わった依頼もあり仕事内容は多岐にわたる。また、「来た時よりも美しく」をモットーに、付加価値を加えたサービスを心がけている。
 そんな𠮷本さんを支えているのが、電気工事関連、各種運転免許など20 にも上る数々の資格だ。依頼者の約7 割は一人暮らしの高齢の女性。仕事をこなすだけでなく、相談にも乗れるようにと、上級心理カウンセラーの資格も取得している。
 「リピーターが一人でも増えることが何よりの喜びです。なぜなら、それは私の仕事を喜んでくださったということですから」と言う。「お客様の笑顔のため、住まいが快適なものになるよう」、𠮷本さんは今日も汗を流す。

分電盤修理作業をする𠮷本義紀さん

今の時期は庭仕事が多いという

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