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「どこでもドア」の発想で安心の暮らし

(株)IWASAKI

代表取締役 岩崎 英俊 さん
訪問介護・看護、有料老人ホームなど
住 所: 北九州市小倉北区三萩野2-3-23
TEL:093-967-9851
URL:https://nursing-home.co.jp/

 自宅で最期まで暮らしたいと望む高齢者は多い一方で、医療ケアが必要になった場合は、在宅介護だと夜間の急変対応や家族の負担など課題が残る――。
 (株)IWASAKIは看護師がいて安心な住宅型有料老人ホーム「ナーシングホーム」を展開している。医師や歯科医、薬剤師の訪問診療と連携し、退院後も続く医療的ケアに寄り添う。
 原点は2005年に始めたデイサービス。代表取締役の岩崎英俊さん(59)は「夜に帰宅した利用者がトラブルを起こすことがあり、継続して見守る体制の必要性を痛感した」と振り返る。しかし各高齢者宅を回る訪問型は職員にとって移動の負担が大きい。そこで集合住宅型、いわば「どこでもドア」の発想に行き着いた。
 入居者が同じ建物で暮らすことで、スタッフはドアを開けて数歩で隣室に移動できる。1日5件が限界だった訪問ケアは約20件に増え、急な体調変化にも寄り添えるなど安心して生活できる環境が整った。
 「そばで支えるケア」を充実させるため、同社は体制づくりにも力を入れた。外国人スタッフが働きながら学べる仕組みを作り、介護福祉士などの資格取得も支援。母国で看護師資格を持つスタッフが日本の資格を取り活躍する例もある。本社では週休3日制やリモートワークを導入し、現場は交代制で残業を抑えるなど働き続けやすい環境を整えている。
 岩崎さんは「医療や介護が必要で行き場に困る高齢者は多い。そんな方々を『どこでもドア』の発想で支え続けたい」と語る。集合住宅で看護・介護を担うビジネスモデルを同社はこれからも磨き続けていく。  (2026年2月号掲載)

同社のデイサービスで働く外国人技能実習生

デイサービスで交流する利用者

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